<裁判員制度>今回判決は最高裁の反撃?--守山淳
2014-07-29
小林昌三さんのご指摘の通りだと思います。
裁判員裁判に対し専門家である裁判官は可なりプライドを傷つけられたのだと思いますから当初から反対が本音だと思います。彼らは法律の番人と自負に六法全書の字面に忠実であるが故に法律の求めた本質を見失い世間の常識からかけ離れた判決が続きその違和感の声に押されて導入された制度ですから言わば裁判官は失格と宣言されたとでも受け取っていたのでしょうね。それが今回の最高裁の判決だと思います。
裁判員制度の判決が重すぎるのか従来の判決が軽すぎるのか、これは議論の分かれる処ですね。他の裁判との公平性と言ってもそれぞれ違った事件ですから横のバランスは関係ないと思います。
今回の最高裁の判決に対しそもそも論から異論を唱えるマスコミ論調は少ない様に感じます。これから出て来るのだろうと思いますが・・・。
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