全国のシニアが団結し「世直し」を目指しましょう。シニアのために、若い世代のためにも

「挑戦するシニア」の目的(ミッション)

1990年代初めのバブル崩壊から20年余り、「失われた20年」の間に、日本は政治と経済ばかりではなく、社会そのものが壊れつつあります。シニアの皆さんは日々の生活でそれを実感し、危機感を募らせていらっしゃると思います。

政治が正常に運営されているなら、「世直し」は政治家や政党に託せばいいのです。しかし、皆さんが日々目にしておられるように、今日の政治家は自分のことや、自分が属する派閥、政党のことばかり考えていて、「世直し」などまったく眼中にありません。

このような状況の下で、私どもは全国の60歳以上のシニアの仲間とともに「世直し」のためのグループを創設する決意をしました。呼びかける対象をシニアに限ったのは、私どもがシニアだからではありません。第2次大戦後の高度成長を支えた、団塊の世代までのシニアが、「世直し」のために必要な勇気と常識を最も備えていると考えるからです。

全国の皆さん、「挑戦するシニア」の旗の下に団結しましょう。まず、「挑戦するシニア」のメンバーになって下さい。メンバーは世直しのための課題を出し合い、インターネットを利用したり、会議を開いて議論を重ね、行動方針を決めます。その上で、調査、研究、意見公表・申し入れ、提言などの行動を行います。デモなどの活動も排除するものではありません。

私どもが目指す「世直し」は、シニアだけのための世直しではありません。若い世代や未来世代のための世直しをも目指します。今日、若い世代が幸福をつかめなければ、将来のシニアの幸福はありえないからです。


クラシックコンサートの演奏を動画でお楽しみ下さい

「挑戦するシニア」は年2回、春と秋に「シニアのためのクラシックコンサート」を開催しています。今秋で12回を数えますが、今春の11回の分から、演奏のヤマ場をホームページに動画で載せることにしました。
今回、最初に載せるのは、4月18日のコンサートにおける河井勇人さんのヴァイオリン演奏です。河井さんは2017年にチャイコフスキー国際ヴァイオリン・コンクールのジュニア部門で優勝しただけでなく、19年の日本音楽コンクールのヴァイオリン部門で決勝に進みました。

次回は10月31日(木)の第12回コンサートにおける式町水晶(しきまちみずき)さんのヴァイオリン演奏を載せます。お楽しみ下さい。

代表幹事  早房長治

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