12月, 2018年

シニアのためのコンサート:10回は大好評、11回は4月18日

2018-12-06

「シニアのためのクラシックコンサート」の第10回公演は演奏者にヴァイオリニストの木嶋真優さんを招いて、9月27日、千代田区一番町のいきいきプラザ・カスケードホールで開催しました。木嶋さんは2016年上海アイザックスターン国際ヴァイオリン・コンクールで優勝しているだけあって、素晴らしい音色を披露しました。満席の聴衆は1700年製ストラディバリウスの迫力に圧倒されました。

演奏曲目はピターリのシャコンヌ、ファリアのスペイン舞曲など。坂野伊都子さんのリズミカルなピアノ伴奏が木嶋さんの演奏をいっそう引き立てました。

来春の第11回コンサートは4月18日(木)午後7時からカスケードホールで開きます。演奏者は若いヴァイオリ二ストの河井勇人さん。河井さんは地元、千代田区六番町の出身で、高校1年生。2013年、全日本学生音楽コンクール・。「ヴァイオリン部門小学生部門で1位を獲得。2017年、ロシアのチャイコフスキー・コンクールの、17歳以下を対象とした「若いヴァイオリン演奏家のためのチャイコフスキー・コンクール」で14歳の時、第1位に。これによって得たシード権を使い、2019年にチャイコフスキー・コンクールの本戦に挑戦します。木嶋さんと同様、ストラディバリウス1702年製を貸与されています。(文責=早房長治)

理事の見市元さんが逝去。癌除去手術の失敗か。惜しい人でした。

2018-12-06

「挑戦するシニア」の理事を発足以来務めていた見市元さんが11月22日朝、咽頭がんで亡くなりました。享年77歳。見市元さんは朝日新聞の経済部長や文化企画担当(役員待遇)などを歴任し、定年退職後は、「挑戦するシニア」理事として「シニアのためのクラシックコンサート」や「出張歴史教室」の発展のために貢献しました。

10月に行った咽頭がん除去手術が失敗だったようで、11月に入ってから病状が急速に悪化しました。同月22日朝、澄子夫人と4人のお子さんに囲まれる中で、78歳の人生を閉じられました。ユーモアに富んだ毒舌家でしたが、同時に、心優しい人で、誰からも愛されました。早世は本当に残念です。告別式は11月26日午後、新宿区下落合の日本聖書神学校メーヤー・ライニンガー記念礼拝堂で多くの知人・友人が集って行われました。遺影の穏やかな笑顔が印象的でした。アーメン。

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