シニア世代とシンプルライフーー小林昌三

2015-11-26

“挑戦するシニア” みなさま へ

Nov./23 か Nov./24 の フジTV ニュース番組で『ミニマムリストの生活』 が紹介されていた。
ご覧になった方も多いと思うが、一家四人(夫婦・子供2人・・・中高生の男子)が東日本大震災を
きっかけに 余分な物を処分し できる限り少なく 必要なものだけの生活 に切り替えた と。

映像は 住んでいるマンション(?)中の様子をビデオで放映していたが、居間・子供部屋・主人の居室など実に 見事に物が少な い の で正直 ビックリした。まるで たった今 引越しが終わったみたいに何もないに等しい 位。 シ ンプル・ライフ実現の為、この一家は車まで処分したとか。

我々シニア世代は 終戦後 モノのない時代を過ごして来た為に「モノを捨てる」 決断がなかなか出来ないこと 多くはないか? 知ら ぬ間 に・気がつかないうちに モノが増えている・溜まっていないか?
私事で 恐縮ながら 自分達の生活を振り返ってみた・・・・喜寿年齢となり、あの世が 遥か彼方(?)に見え隠れする 現 在、 我々シニア世代こそ シンプル・ライフが必要 ではないだろうか?

夫婦二人の日常生活で、本当に必要なモノは 何であろうか? 整理・整頓は 万が一の時にも備え
常日頃から 心がけたいが、イザ 捨てる・処分する となると、それぞれの モノに様々な思い出や
愛着があり、思い切って処分する決断・決意が しにくい状態のままになっている。

数年前だか 『整理整頓する方法』 など著書が ベストセラーになり、小生も何冊か購入、目を通し、
「捨てる・処分のヒント」 など 読んで感心したが・・・・『では どこから手をつけるか』 となると、何だ かんだと 理屈を並べ  結 局 「モノをしまっておく・とっておく」 ことで終わってしまう。

今、日本は 物不足時代から 物余り時代に移り、経済も 生産不足から 過剰生産に移行している
のは 皆さん ご承知の通り。 
高度成長期は とっくに過ぎ、生産調整ー在庫処分 を経て 需要・供給のバランスがとれる時代となった。 我々シニア世代も そうい う  経験・体験を経て 仕事第一線を離れ、年金生活に変わってきたのは 毎日のニュースを見るまでもない。今後 高齢化社会で 80~90  歳に 向けて 快適に日々を過ごすには 出来る限りのシンプル・ライフ を心がけ 余分なモノ(と思われる) の処分 を
足・腰が立つうちに、ボケが始まる前に 心がけたいものである。

豪ヒマ人  より

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