ノーベル賞・大村教授の言葉ーー守山淳

2015-10-22

今年のノーベル賞を受賞した一人、北里大学特別栄誉教授の大村智氏の言葉が印象に残

りました。

「やっぱりやったことはだいたいみんな失敗する。思ったことよりもはるかに難しかった

り、うまくいかなかったり。しかし、そのうちの5回か6回か7回するうちの1回とかび

っくりするくらいうまくいく時がある。その味を味わっちゃうと後は何回失敗してもこわ

くない。それが研究の楽しさですね。1回失敗してそれでもってもうだめだと思ったらだ

めですね。これが必ず役に立つんだと思いながら研究を続けることが大事だと思います」

「いろいろやりたいことはあると思うんですけどもなんて言うかな、これは絶対無理とか

これやると失敗するというのではなくて、失敗してもいいからやってみようという気持ち

を絶えず起こさせなきゃならない。成功した人はあまり失敗を言わないんですよ。だけど

人よりか倍も3倍も失敗していると思いますよ、へましているはず。そういうことから成

功のあれが出てくる。だから1、2回失敗したからといって、どうってことないよと言い

たい。失敗を繰り返して、やりたいことをやりなさいということを言いたい。」

ノーベル賞受賞者が口にするのは異口同音「諦めないこと、できると信じることが大事で、

諦めなければ到達できる」ということです。

コメント1件

  • hayabusa | 2015.10.22 16:34

    大村教授の言葉は味がある。人柄には、もっと味があります。(早房長治)

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