「政治は国民が動かす」という意識を育てようーー円より子

2015-09-03

日本国憲法の前文に「政府の行為によってふたたび戦争の惨禍が
> 起ることのないようにすることを決意し」という文言がある。
> そう、戦争は常に政府の行為によって起きる。
> そのことを多くの人が肌身に感じていて、安倍政権は
> 「平和的生存権」を脅かす存在だから「やばい」と思い、
> 反対の声が大きくなっているのだろう。
>
> しかし安倍政権は安保法案の根拠として、国民の人権である
> 「平和的生存権」と「生命権」と「幸福追求権」を挙げ、
> 「これを守るための法案だから政府を信頼せよ」と詐欺的答弁を
> 繰り返している。そんな説明が通る領域ではないのだが。
> 麻生さんが「ナチスのひそみに習い、国民の気付かないうちに
> 改憲をやればいい」と言ったことでもわかるように、国民を
> なめているのだろう。
>
> 安倍政権だけではない。
> この国の政治はずっと、生命、自由及び幸福追求の国民の権利を
> 尊重する「13条」について憲法違反を繰り返してきたと言える。
> 例えば、ゼロ金利で国民の私有財産を損ねるなど、平気で国民の
> 幸福を侵害しているわけだが、それに対して国民はほとんど異議を
> 唱えてこなかった。
> しかし、今ようやく「これはデモクラシーの蹂躙だ」ということに
> 気づき、異議申し立てが始まった。
> ともに「政治を自分たちが動かす」という意識の芽を大きく
> 育てていこう。

コメント1件

  • 早房長治 | 2015.09.03 16:15

    (下記は小林昌三さんのコメントです)

    円 より子 さま

    毎度 メール 拝読しています。
    今回の「つぶやき」で 感じる事……大所高所から見て 認識がずれていませんか?
    与野党などに 関係なく 「では、今後の日本をどするか?」の提案、対案を 個人としてでも構わないから、元・参議院議員として 是非やってもらいたい。
    安保法案キャンセルして、憲法改正まで 持って行ければベストだが、一般国民に 分かり易い、納得出来る 建設的提案を やって貰いたい。今、真剣に考えねばならない事は「1億2千万人の生命と安全を守ること」 でしょう。
    安保法制キャンセルも結構だが、何ら 対案・代案も 提示せずに 反対や キャンセルを いくら声高に叫んでも、国会周辺に 10万人集まっても 現実的解決にならない。

    択捉島は いつの間にか 実効支配され、南シナ海・東シナ海での中国の行動に対し、「何も出来ない日本のまま」で よいのか? 少し 目を大きく開いて世界を眺めて欲しい。さもなくば、何十回 街頭演説を続けても 失礼ながら、時間の無駄に終わるのでは?

    チョット厳しい見方ですが………。
    豪ヒマ人 より

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