御嶽山噴火から学んだことーー小林昌三

2014-10-01

みなさん  へ

その昔(半世紀も前?) 小生もチョッピリ登山の経験あるが 、西那須岳に行った時、頂上附近で ” 硫黄のニオイ ” が物凄く タオルで鼻や口を覆いながら 急いで 下山した記憶がある。

今回 御嶽山 突如の噴火で 生存者の一人が証言 :
「突然 大量の火山灰が降って逃げる間もなく、その場にうずくまり、地面に伏せ手に付けた手袋を鼻に押し付け、僅なすき間で息をしながら助かった」 と。

人間( 動物も) が生存するには 通常 眼が見え、耳が聴こえ、食べれる、手足が使える ……更に「息が出来る」空気が吸える と云う 当たり前の環境で生活が可能となる。
普段  そういう ごく当然過ぎる位当然の 環境の中で 人類は何十万年も 生き延びて来た。

” そんな事お前が書かなくても 当たり前!” と叱られそうだが、御嶽山噴火は そう云う何でも無い日常生活の 「空気が吸える・出来る 有難さ」を教えてくれた。
予期せぬ 突如の噴火で 逃げる事も出来ず  負傷された登山者の皆さんに お見舞い申し上げます。

また、心配停止などでお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

合掌!

豪ヒマ人  より

PS : 豪州の T V などでも繰り返し、御嶽山噴火の様子を報道している。

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コメント1件

  • 早房長治 | 2014.10.01 1:51

    (下記は小林昌三さんの友人、駒井さんからのコメントです)

    小林さま

    御嶽山の噴火は紅葉の季節、週末、好天、真昼時というまさに一番大勢の人が頂上付近にいる時に起こったということで、まったく不幸な出来事でした。これが真冬の夜中などであれば全く何事もなく「御嶽山が噴火した」というニュースで終わったはずです。アンラッキーというしかありませんが、私も御嶽山は2度上りましたが、いつどこでなにが起こるか分からないのが世の中です。たまたま事故にあった方々は本当にお気の毒というしかありません。
    それにしても、今回も11日には異例の多発性地震があり、一旦小康状態にあったというものの、27日にはまた連続して記録されています。しかし、気象庁は特段のメッセージも発することなく、最低の警戒レベルを変更しませんでした。結果論だといわれることは承知ですが、やはりこれだけの異常が観測されれば、警戒値の変更(入山規制)まではしないまでも、少なくても「地震が多発しており、噴火の恐れなしとしないので注意すべき」ぐらいのコメントはすべきではなかったかと思います。山に行く人は必ず事前に山の情報を確認します。かりにそういう情報があれば当日御嶽山登山を中止したり、ほかの山に切り替えた人もあったのではないでしょうか。そのうえで登るのなら個人のリスクだといってもいいでしょうが、気象庁の役人は「活火山に上るのはもともと個人のリスクだ」とか言っていますが、それなら何のために予知などやっているのかといいたい。詳しい事情は分かりませんが、入山禁止にして何も起こらなければ地元の観光業界などから苦情が出るなどということもあるのでしょうか。せっかく金を使って予知などやっていながら実際には何の役にも立っていないように思えるのは残念です。警報を出すか出さないか迷っているうちに事故が起きてしまう。広島の水害も同じですね。すみません、ちょっと興奮しました。
        駒井

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