明治新政府の財政問題を懸念していた竜馬

2014-04-11

”挑戦するシニア” みなさん へ

4月7日 TV報道にて、江戸末期を疾風の如く駆け抜け 暗殺された 土佐藩士・坂本龍馬が書いた直筆の手紙が発見された。
1835-1867
惜しくも 弱冠 33歳にして 幕吏に(?)暗殺の歴史は みなさん ご存じの通り。

内容は 明治新政府樹立に際し、財政を担当する 謂わば人探し。 土佐藩士・後藤象二郎 に 福井藩 財政立て直しを
成功 させ た 三岡八郎(三八、後に 由利公正・・・五箇条のご誓文、起草者)に 福井藩主、松平 慶永(春獄)の許可を得て相談に行く。 維新後、由
利 公正 は 政府の財政を担当することになる。

もし、坂本龍馬が三岡八郎に会いに行かなかったならば、明治政府の財政は問題になっていたかも知れない。

没後 147年 過ぎても、尚 日本国民に人気ある 坂本 龍馬、その魅力は 天下国家を 論じ、私利私欲を図らぬ 行動力 また
世界 を見
通す先見性、現代 の政治家・官僚諸君に 是非 学んで欲しいものである。

私事ながら 7~8年前、高知市 『龍馬記念館』 にて 展示の大量の手紙類や 遺留品を 観察しながら、坂本龍馬の 事績が
如 何に 偉大であったか
 勉強した。 また 海岸近くの銅像は 遥か遠くの海を見渡す龍馬の 姿が印象に残ってい る。 ペリー 来航で 日
本中 が騒然としていた頃で おそらく 『船中八策』 など 龍馬のアタマの中は いっぱいだったのではないか?

翻って、今の日本財政は どうか? 100兆円を超える 国家予算で 且つ 大量の国債発行で 何とかしのいでいる
が、消 費税
値上げ だけで 税収増は あっても 莫大な赤字補填は 望めないのではないか?

『財政立て直し』  は 国家公務員 削減のみならず、もっと 抜本的な改革案を 税制改革委員会(?)や 税調 で議論し、早急に
実 行し
てもらいたい。

外交問題も 重要だが、 先ずは 足許を固めよ であろう。 このまま 進めば 国家財政破綻は 時間の問題
になるのでは と懸念される・・・・ みなさん は どう お考えになりますか?

余談ながら 4月12日(土)NHK総合TV・午後8時から「突撃!アッとホーム」 で龍馬 のことが放映される。

豪ヒマ人 より

コメント1件

  • hayabusa | 2014.04.11 14:21

    残念ながら今日の政界には「竜馬」はいません。見識から見ても、先見性からも、人を見る目でも。(早房長治)

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