ウクライナ問題で日本は欧米に同調すべきか

2014-03-21

“挑戦するシニア ”みなさん へ

この数日 連日大きな ニュースとして ”ウクライナ領のクリミアがロシア国へ編入されるらしい” 事が取り上げられ、日本も 欧米の
論調に
同意し反対・ロシアを非難 ----早速、 開催中の 「日露投資セミナー」 へ 両国の閣僚が 欠席と報
道された。

これ、日本の国益に沿う ものだろうか? 2閣僚(茂木・林) は もう少し、慎重な判断が されてもよかったのではないか?

今、対ロシアと ”北方領土返還交渉” が進められている中で、日本は欧米とは違う立場を取れないだろうか?

言うまでも無く、第二次世界大戦終了直前にロシアの参戦で、強引に奪取された北方領土、これを返還させるべくこの60数年間 関係者
は 努力してきたが 相変わらず膠着状態。

安倍 首相が プーチン大統領と 個人的に親しい関係を築いている と報道され、北方領土返還も もしかすると実現する
のではないか?
 と期待されている。

そういう環境で 起こった クリミア地域の ウクライナ共和国から独立 を目指し、ロシアへ帰属を求めている(?)。
辞書を見ると Ukuranian
Soviet Socialist Republic
が 公式名らしい。

クリミア住民の 8割以上が ロシア国への編入に賛成  と報道されている。これは 真実か?

我々 日本人は クリミア地域の 歴史や 現実、特に ヨーロッパ諸国との関係をどこまで 理解しているか?
私など、お粗末ながら ナイチンゲール看護婦(クリミア戦争時、活躍した英国の看護婦) 位しか知識がない。

例えば、この クリミア戦争(1853~1856) (オスマン帝国を圧迫して 南進策を進めていたロシアが英・仏・オスマン
連合軍に 敗れた戦争) など に関し、英国人や フランス人、トルコ人等が持つ 知見は 日本人は持ち合わせておらず、ましてや 
リミア地域に住む人々の状況など的確に理解できるのか?

そんな 訳で 安倍首相が 欧米と歩調を合わせ クリミアのロシア国 編入 反対  は 来るべき 北方領土返還交渉に 支障
が出るのではないか?

谷内 NSC初代局長が ロシアを訪問したとか・・・・どんな話し合いだったのか 報道されておらず詳細不明。

今、世界の 流れを眺めていると アメリカやEC諸国の影響力が徐々に弱くなっている 。また、発展途上国も力をつけているも
のの major political & economic power
には なっていない。 中国は その間隙 をぬって 主導権を 握ろうとし、ロシアも 着々と 大ユーロシア連邦成立の野望
をちらつかせている。

天然ガスなど ロシアとは ビジネス面で 今後 関係を 更に深め 発展させてゆくことが 長期的に 日本の国益 に 沿うも
のではないだろうか? クリミア問題は 中立的な 立場が好ましくないか?

いつもの独断と偏見 をお許し乞う。

豪ヒマ人

コメントを書く







コメント内容



Copyright(c) 2012 Striving Senior, All Rights Reserved.