定時制高校野球部員の83歳シニア女性、凄い!
2013-07-02
神奈川県川崎市にある県立高津高校定時制野球部に83歳のシニア女性の現役選手がいます。同チームは全国高校定時制通信制軟式野球選手権の神奈川県予選で準優勝しましたが、このシニア女性は1試合に出場しています。
話題の主は鹿児島出身の上中別府チエさん。第2次大戦後、貧しい生活の中、夫と上京し、子供2人、孫5人、ひ孫4人をもうけた。9年前に夫を見送った後、「英語を勉強したい」と川崎市の夜間中学に入学、進学した高津高校定時制では野球部のほか、華道部と書道部にも属しています。野球部は週3回、授業後、夜間練習をしますが、チエさんは球拾いのほか、キャッチボールやノックにも参加しています。
チエさんはこのチームの精神的支え。ピンチになると投手に駆け寄り、激励します。もめごとを鎮めることもしばしば。また、歴史の授業では戦中・戦後の厳しい体験を語る役も買って出ています。
好きな言葉は「生涯現役」。100歳まで生きることを目標に日々、勉学に、クラブ活動に、料理や菓子つくりに励んでいます。凄い!「挑戦するシニア」の鑑、名誉会長に推挙したいくらいです。
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豪ヒマ人 | 2013.07.02 14:23
大変 興味深いお話、感動ものです。
高齢者が一番気を配るべきは もちろん健康でボケないことでもあるが、同時に”生き甲斐・やりがいある何かを” 実行する事。なんでもよろしい、何か一つ 夢中になること、熱中できることを 自分のペースで続けてやること でしょう。
無理すれば 長続きしない・・・それでは意味がない。
この チエさんも 野球が好きな上に おそらく『人間が好き』なのではないか?
ともあれ、久々に微笑ましい光景を想像できました、有難う存じます。
豪ヒマ人 より