「子供と若者のための出張歴史教室」の「語り部」を募集ーー早房長治
2017-02-03
歴史の語り部になって下さい
これまでも何回かお知らせしたように、一般社団法人「挑戦するシニア」は近く「子供と若者のための出張歴史教室」という新しい事業に着手します。小、中、高校などに出かけて、子供たちに戦争体験を伝えるとともに、日本の近・現代史を教える事業です。1回目の「歴史教室」は3月中旬、東京・新宿区の中学校で行うことに決まりましたが、今後、開催回数の増加が予想されます。そこで、できるだけ多くの方に「戦争の語り部」「歴史の語り部」になっていただきたいと考え、ヴォランテイァを募ります。
語り部の条件は、戦争体験を持っていることです。
兵隊として戦場で戦った経験を持つ方は会員の中にはおられないと思いますが、父母との死に別れ、空襲、学童疎開、食糧不足などの被害にあった方は少なくないでしょう。その体験を、戦争をまったく知らない子供たちに、できるだけ赤裸々に伝えてほしいのです。
戦争体験を持っている方は70歳以上になると思います。それより若いヴォランテイァは資料作りや、資料の運搬係を買って出て下さると有難いと思います。戦争体験を持つ人から体験を学んで、語り部になることも考えられます。
もし、会員外友人・知人でヴォランテイァ希望者がおられたら、ぜひ、誘って下さい。
語り部になっても、初めは上手に語ることができないでしょう。しかし、それは仕方ありません。ただ、「子供たちに戦争という愚行を2度と繰り返させてはいけない」という気持ちを、私たちが持ち続けることができれば、子供たちは私どもの体験談の持つ意味を必ず理解してくれると信じます。
早房長治
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小林昌三 | 2017.02.12 16:17
早房 長治 さま
3月から いよいよ 実行ですね、素晴らしいことです。個人的にどの様に お役に立てるか 考えていますが・・・・遠く離れているので 実際に 学校など教壇に 立ってお話しできず残念ですが私の個人的 戦争体験談 を書いて 送信すること 程度はできると思います。次回 一時帰国時、貴事務所に 滝沢兄と共に お邪魔しお話させて 頂ければ 幸いです。 お寒い日が続いている様子ですが、何卒 ご自愛ください。今年の再会を 楽しみにしております。日程が決まりましたら ご連絡申し上げます。
なお、このメールは臨時に 家内のを使用しています。