村上春樹氏の投書を読んで

2013-05-07
早房 長治 さま
“挑戦するシニア” のみなさま へ
作家の村上春樹氏が 5月3日付け 月刊誌”The New Yorker”  電子版で BostonMarathon 事件について 投稿した。
自分は過去 ボストン・マラソンに6回参加、またボストン生活3年間の経験もあり 今回の事件に関し、深い悲しみを感じている・・・・・
以前 日本の 地下鉄サリン事件 取材の経験も踏まえ、『このような事件が二度と起こらないように祈りつつ、今回の悲しみ・苦しみを乗り越え、報復を考えてもやすらぎにはならない、悲しみ から目をそらすことなく、正直に静かに時を重ねて行くことが大事』 と。
おそらく アメリカ市民ならず The New Yorker 読者 多くの共感を 得たのではないか?
現実の世界で 今 様々な痛ましい事件が多発し 我々は その都度 ショックを受けつつ 戸惑う事の多い日々であるが、村上氏が書いているように 報復を誓ったり、怒りを爆発させた所で 癒される訳でなく、誠に悲しく 残念ではあるが ”自分に正直に 静かに時が過ぎるのを待つ” しかないのではないか? 
昨年 12月に起ったアメリカ児童乱射殺害事件も 銃社会アメリカの 悲劇にも拘わらず、銃規制法案は 反対多く 未だに アメリカ議会で成立せず・・・・・今後も 銃による事件が起る可能性ある。開拓時代の『自分の安全は自分で守る』慣習が 根強く残っている為であろう。
日本は その点 まだ”安全・安心に暮らせる環境” で心配は少ないく有難いことである。
ただ 北朝鮮など『気狂い国』が何をするか分からない事を考慮すると やはり 憲法改正し、日本の安全保障、防衛は 自ら守る 必要性があるのではないか?
5月3日『憲法記念日』 にそんな事を考えました。
豪ヒマ人 より

コメント2件

  • 早房長治 | 2013.05.10 10:13

    真の独立とは何か、自国を守るにはどうしたらいいのか。難しい問題ですね。しかし、とことん議論すべきです。国民全体が議論に参加すべきですが、まず、歴史の知識を持ち、辛い経験もあるシニアから始めるのがいいでしょう。(早房長治)

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