今日も「いつも通り」であることーー小林昌三

2016-07-26

みなさま へ

平凡な毎日を過ごしている 私如き“お歳より” にとって 何よりも有難く 感謝の気持ちになるのは健康で 『今日一日も昨日と同様に』 過ごせた事、夜に感じる時です。

テロ事件など 世界各地で頻繁に起る現在、“人それぞれ、百人百様・千差万別” な人生があり、今日の 生き様 は、その個人が選択し、もたらされたで結果である のは言を待たない。

世界の人口70億人と言われる現在、その人生も 70億とおり あるのであろう。それぞれの人生は貴重なもので 他人には 真似できるものではなく、又 どの人生がどうの こうの と言える訳ではない。

誰かがいつか 週刊誌などに書いていたが・・・・『高齢者にとって最も大切なこと』 は

① 健康であり ② ボケていないこと ③多少のお金があること の三つである 、と。

①については 日頃 誰でも 食事・運動 などに注意を払い 気を配っている事であろう。

②に関しては 2020年頃になると 日本のボケ老人人口が 全国で 300万人を超えるとの予測もあるが、こればかり は残念ながら 自分で コントロール不可能。アルツハイマー病など未だに効果的な治療薬が開発されておらず 一旦 発症したら 完治が困難な病気である。

③の “小金” であるが・・・・75歳を越えた殆どの方々は 年金生活であり、若い頃 多少の貯蓄〔蓄財〕 を心がけ、有価証券や不動産などお持ちの方もおられるであろう・・・・日常の生活費の他に 必要だと思うのは やっぱり いつも多少の現金(5~10万円程度?) は手許において置きたい事である。孫・ひ孫など 訪問時に 多少のお小遣いでも を渡せれば 双方が嬉しいに違いない。

不幸な老人に共通と思われるのは ①寝たきり状態になること ②話し相手が居ないこと ③小金も現金もないこと ④ ボケて何も分らないこと(これは本人にとっては幸せかもしれないが)

この様な 状況に不幸にも 陥った時、そのまま 『生き続けること』 が 果してハッピーであろうか? Ending Note を書くなり、葬儀の準備、遺言など 周囲に残る家族や 人々に極力 迷惑をかけずに 静かに そうっと 厳かに 穏やかに消えて行く 手立てはないものだろうか? 

安楽死など 日本では 法律がいまだに成立していないが、これも 人生最期の 選択肢の一つで、是非とも 一日も速く 国会で 法律として成立させて もらいたいものだ。

豪ヒマ人  より

July/25/2016 at 00:25 Australian local time wrote

コメント1件

  • 早房長治 | 2016.07.26 6:03

    小林さんの文章を読んで、なぜか身につまされる思いがしました。「いつもの通り」暮らすことは平凡のようで難しいことでもあります。健康を考えると、「あと10年間、このままいける保証はないな」と感じることもしばしばです。
    弱気になった気持ちを奮い起こすには、人生を前向きに考えるしかありません。私は今、「挑戦するシニア」が年2回の「シニアのためのクラシックコンサート」にくわえて、世の中にもっと貢献する新事業ができないか、プランを練り始めています。できれば、8月10日会合で一端を披露したいと考えています。

コメントを書く







コメント内容



Copyright(c) 2012 Striving Senior, All Rights Reserved.