世界で頻発するテロ、防止の名案はないかーー小林昌三

2016-07-26

“挑戦するシニア” みなさま へ

昨日(7/22) も またまた アフガニスタンで テロがあり、80名の人々が犠牲になっている。このところ、テロによる ニュース報道のない日がない位 次から次へと悲惨でむごい事件が続いている。罪もない 人々が殺害され 平和な生活が一瞬にして 地獄と化す・・・・今の所、日本で起こらないのは幸いである。

さて、これらの テロ事件が起り始めたのは 2001年9月11日 例の アメリカNew York ツイン・タワービル(世界貿易センタービル)が 自爆テロ2機 により激突、炎上した時、以来ではなかったか? それ以後 何万人という テロによる犠牲者やその家族が生まれたことか !

オサマ・ビン・ラデインというアメリカに 恨み・つらみ・憎しみを強烈に抱く人物が首謀者で、遠因はイスラエル・パレスティーナ問題ではなかったか? 資金・軍事面で イスラエルに援助を続ける『にっくきアメリカ』 をこらしめる為に 起こした航空機による自爆テロだった。

ご承知の通り、その後 かなり 時間がかかってから、必死に探していた米軍特殊部隊により、オサマビンラディンは 隠れ家で発見され殺害、彼をかくまっていたとされるアフガニスタンや パキスタンまで が米英軍のテロリスト攻撃の対象となった。 

また、大量の破壊兵器を隠していたとされるイラクの サダム・フセイン も逃げ、隠れしていたが 最期は 小さな ほら穴から発見され 裁判で処刑にされた。ご存じの通り、結局 『大量の破壊兵器』は 発見されず、当時 米ブッシュ大統領の米軍イラク攻撃が疑問視されたり・・・・いずれも 欧米側の大義名分は テロリストの撲滅にあった。

その後、IS という テロリスト過激組織ができ、今や世界に恐怖と不安を与えている。9・11事件以来 早くも 16年が経過、先般の フランス(ニース・パリ等)、チュニジア、バングラデッシュ(ダッカ)まで テロの対象で狙撃され JICAで派遣されていた日本人までも巻き込まれ、罪もない民間人が 多数殺害され続けている。

今年8月 開催予定の ブラジル・オリンピックなどで 絶対にテロが起らぬ事祈る 。

このテロが起る原因は ISIS や タリバンなど 反欧米諸国に対し、イスラム教を信じる回教徒の『ジハード』(聖戦)で 自爆テロによる実行者は 英雄覗され その家族・一族の栄誉とされる。今後も 延々と イスラム教徒による自爆テロは 残念ながら 続きそうで いつ何処で『またまた起る可能性』 は誰も否定できない。 何か これを止める方法・手立ては ないものか?

大元は やはり 『パレスティーナ国家』を認める事であり(一部・国連等では決議されているが)、IS などを完全に 消滅させることであろう。 それは 可能であろうか? 一番 影響力のあるのは当然ながら アメリカの決断 であり、また 英国の国家戦略 ではないか?

日本として IS テロ組織撲滅や パレスティーナ国家建設に 協力できないか? ただ ODAなどで 援助金を出資するだけでなく テロ撲滅を含め 日本としての具体的国家戦略を構築し、実行してもらいたいものだ。

8月 安倍改造内閣で 岸田外務大臣の留任が決まるか? 外から 眺めていて、この十数年の外務大臣として 『良くやっている』 と見えるが、派閥政治の優先する 日本の政治では一寸先も闇で 今後 どうなるか分らないのだろうか?

日本として テロ防止対策の名案 は国際社会に 提案できないものだろうか?

冬の 豪州から いつもの ヒマ人 より

 

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