スキャンダル議員の支出はお粗末の一言ーー守山淳

2014-10-27

 鶏と卵ではありませんが政治にカ ネが掛かる背景に地元選挙民のタカリ姿勢もありますね。地元の橋を作る予算

を確保して呉れる議員が優秀な議員 と評価され選挙でも強い支持を得る。要は利益誘導型の政治です。経団連が辞

めていた寄付支援を再開しました。 企業が特定政党を献金で支援するのは下心があってです。それでなけければ株

主代表訴訟のリスクもあります。

 過 去の色々な汚職スキャンダルの末に税金での政党助成金制度が出来ました。そ

の適切な運用の為に公職選挙法や政 治資金規正法での縛りを作ったはずですから少なくとも政治に関わる議員と秘

書、そして会計責任者は血税で有る との意識と法が何を目指したのかの本質さえ理解していれば今の様なお粗末な

支出はないと思います。スキャンダ ル議員の支出はお粗末の一言です。小渕議員の観劇補填問題より私的な生活費

まで政治資金から支出する感覚は政 治家以前に人間としての琴線に触れる問題だと思います。新大臣のSMバーの

資質を政治資金に計上するのは記帳 間違いではなく品格の無さと政治資金が何であるか全く理解をしていないとい

う事で政治に関わる資格なしで即刻 首にする位の凛として姿勢が政治家に求められるのだろうな、と思います。

やはり日本人は甘いというか優しす ぎるのでしょうね。事税金を使っての支出に対する強烈な意識を持ってほしい

と思います。

 米国の様に個人の献金で政治活動費 が賄われる仕組み、あるいは下院は地域の利益を優先し上院は天下・国家に関

わると言った二院制の役割分担を明 確にするなども今一度検討する必要があるかもです。

いずれにせよ少子化の日本で議員の 数が多すぎます。議員の数削減、制度設計の見直しを行うべきだろうと思いま

すがそれを議員当事者に期待するの は無理ですから国民の声、圧力でヤラセル以外にないと思います。その意味で

今回のスキャンダルを逆手に取って 国民的声にふくらませるのが良いと思います。

「うちわ」で騒ぐ野党も野党ですが 言い逃れに終始する政権政党も政党だとみんな感じているのだろうと思います。

世界はどんな目で日本の政治を見て いるのでしょうね。

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