「政治とカネ」のスキャンダル、なぜなくならないのかーー小林昌三

2014-10-25


“ 挑戦するシニア” みなさま へ

大昔から 政治家とカネ について 数え切れない位 多くの機会に 散々 問題にされ  又 議論も繰返されてきた。
今回 安倍首相が女性の活躍を期待して 改造内閣で5名の 女性閣僚が誕生。 新鮮な印象と ”もしかすると日本の将来にとり良い仕事”をし て貰えるのでは・・・・・・と世間は注目していたが、わずか 一ヶ月半で 残念ながら 2名の大臣が 辞任せざるを得なくなった。
安倍首相の 大臣指名責任が 国会で 追及されることになろう。

そもそも 国会議員たるもの、 国民を代表・代弁し 日本を良い方向に導いてくれる事を願って、選挙で選出される訳だが・・・・・。
総選挙時に 当選を目指し 、日頃から 選挙区の有権者とのコンタクトを通じ 人間関係を築いたり、イザ選挙となれば清き一票を投じて貰う活 動をするのは 当然である。
『ウチワの配布』 や 『観劇へのご招待』 など は国会議員を目指す政治家の 日常活動の一環であろう。

問題は その個々の政治家が 普段から 行う政治活動への姿勢である。 当然 『公職選挙法』 など 事前に勉強している筈である。
政治家を 志す以上は 永田町・国会議員になりたい・・・・当選回数を重ねれば ”大臣の 椅子” を狙う。 そして 大臣に任命されれば
自己の信念・信条の たけを 国民に 披露し 出来れば 法案にまで持ち込み 評価を得たい・・・・・と。

選挙区での ウチワの配布や 明治座などへの 招待は 議員が 『知らなかった・選挙参謀がやった事だ』 では済まされない。 もし そうい う活動・行為をするならば 事前に チェックした上で 公職選挙法に 触れないか 確認する のが当然の 義務である。

勿論、自分と家族など の名誉の為に(?) 何とか選挙民の支持を得たいが為に、公職選挙法のアミを くぐって選挙違反にならない程度の金品 や ハガキ等で 有権者に訴える・・・・・そして 目出度く当選。 問題は その立候補者 個々の モラールの有無と 取り巻き連中への十分 な 指示命令が 徹底しているか? 選挙違反にならないか、過去に 沢山の 事例があり 『何が良いことか 、何処までが許される 選挙運動 に 該当するか?』 は 理解している 筈であり 謂わば 常識である。

『知りませんでした・会計帳簿に記載を忘れた』 等と しらを切って 押し通せる問題ではない。
国会議員自身が いくら ”身の潔白” を主張しても 日頃から 公職選挙法 イロハ も知らないで 誤魔化せる問題ではない。
しかし、良くよく 考えてみれば 結局 これは 国民・選挙民 一般のモラール Morale の低さの問題で、観劇招待などは 『下心の反 映』
ではないか?

完全な政治家は どこにも居ないが 将来 この国を担う 能力が期待されていた 大臣が 2名も 同時に 辞任する事態は 異常である。
小渕優子氏 後任に指名の 宮沢洋一 新経産大臣も 何やら 怪しくなってきた、大丈夫だろうか?

豪 ヒマ人   より

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