対イスラム国有志連合問題、日本にとって難題

2014-09-25

みなさん  へ

ニュースにて報道されている通り、先週 Australia 議会は 米国からの要請で 、イラク・シリアに拠点のある(?) ISIS – イスラム国 -壊滅の為 Australia軍 600名派遣を決めた。
日米安保条約みたいな Australia & USA Security Agreement に基くものである。
一方、これも先週 Sydney とBrisbane (Logan) にてイスラム過激派と見られる 15名が 警察に逮捕された。Aussie(オーストラリア人) を誘拐し殺害の恐れがあった、と伝えられる。
報道では この15名は ISIS のメンバーとか。

現地でも 米英仏に加え、Australia, Canada も殺害の対象にする とISIS が 名指しで、ワザワザ発表。
それに対抗する活動の一環でもあり、テロ組織 壊滅は 今 世界が取組まねばならぬ最優先課題。

日本は今の所、 ISIS から襲撃の対象とはなって居ないらしいが、日米安保条約等により 、もし”集団的自衛権行使” による 自衛隊派遣 要請が出た場合、安倍政権は どう対応するか?

若しかすると、既に外務省・防衛省に 協力要請が届いているかもしれない。
中東諸国に 石油の殆どを依存する我が国に とり非常に難しい判断であろう。
欧米諸国と 一致協力しISIS 壊滅作戦に 自衛隊参加となれば 敗戦後69年が過ぎ 初めて 軍事力 行使となる。
果して、 衆参両院での討論はどうなるか?
集団的自衛権行使容認は、尖閣諸島や北朝鮮などをアタマに 閣議決定 したのではなかったか?

其れが 想いもよらぬISIS と云う” トンデモナイ・テロ組織” やっつける行動に 国際社会の一員として 参加せざるを得ないのでは?

安倍総理は 国連で 演説するが、その中で この問題に どう 触れるか 注目したい。

豪ヒマ人  より

コメント1件

  • hayabusa | 2014.09.25 3:18

    中東への自衛隊派遣要請ありうる 安倍政権に大難問

    小林様
     難しい課題ですね。異常・非人道的とも言えるイスラム国に対し各国が足並みを揃えて対抗しよう
    としています。何故異常なイスラム国が台頭したからの背景はオバマの外交戦略の失敗が指摘されて
    います。中東での米国の武力を封じた戦略でこの種の異常軍団、或いは混迷せるシリア、ロシアの台
    頭とそのツケは大きく結果必要以上の武力行使も避ける事が出来なくなったという教訓も残した感あ
    りです。さて米国は日本に対してもイスラム国撲滅作戦への参戦を要請する可能性はありますね。こ
    れは単に米国だけでなく欧州、中東各国も参戦していますから集団的自衛権を容認した安倍政権が米
    国の要請を拒否する事は難しいと思います。しかし安倍総理は集団的自衛権容認の際に明確に中東に
    まで自衛隊を送る事は無い、と明言しています。飽く迄尖閣列島を頭に居れた対中国対策での集団的
    自衛権の容認が日本の本音でしょうが米国は自国の財政負担の限界から同盟国に肩代わりを期待して
    の容認歓迎でしたから両国の思惑は違っていたと思います。それがこのイスラム国対策で最初に難し
    い選択を迫られる事になりました。石油を中東に依存して来た日本は日米同盟はありますが米国とは
    一線を画してきました。それが故に中東諸国の日本に対する信頼は銃弾を打たない国として一定の評
    価を得ています。それが集団的自衛権の容認で中東諸国は少し日本への警戒感を持ち、今度のイスラ
    ム国対策で実際に自衛隊を派遣となれば長年築いて来た中東諸国との関係に影響を与える事は避けら
    れないと思います。正に集団的自衛権の議論の時に余りマスコミでも指摘されなかったマイナス要因
    が一気に噴き出す事になります。あちら立てば、こちらは立たず。誠に悩ましい問題ですね。

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     守 山  淳 経営コンサルタント オフィス J.M.代表
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