集団的自衛権の行使についての安倍政権の方針に反対

2014-06-04

(下記の原稿は3日の勉強会を前に福井義夫さんが送って下さったものです)

集団的自衛権の行使問題について

主題の件について、現政権の取進め方針には反対する。
理由: 1)戦後約69 年にわたって慣れ親しんできた、現憲法を変更しなけれ
ばならない問題点は何もない。
2)もし、国民の民意が憲法改正を望んでいると政権が判断している
のであれば正々堂々と国民投票を行うことにより、その判断を求
めるが良い。姑息な手段を弄するのでなく正々堂々と王道を進む
べきである。
3)集団的自衛権の行使云々に関する、現政権の取進め方針は恣意的で
あり姑息に過ぎる。民意の無視は許されないし、議会制民主主義の
根幹を揺るがしかねない。安保懇談会なるものは、民意とは無関
係なものであり、国民の委託によるものではないはずである。
4)憲法の部分的な解釈変更を意図し、限定容認論を持ち出すなど論外
である。もし、一度禁を破ると今後止まるところなく拡がる可能性
が出て来る。時の政権の意向により、勝手に改変骨抜きにできる様
な事態は許されるべきではあるまい。
5)今ほど周辺諸国を含む、東南アジアの平和を希求すべき時はあるま
いに、そのための努力を何もしないで、挑発的と受け取られかねな
い行動をとることは慎むべきである。国際社会からの信用を失墜さ
せてしまう事になるのではないだろうか。
6)再び戦争の途に踏み込む様な、殺し殺されの愚行を日本国憲法が
認めているはずがない。
どうも、総理は岸信介の怨念に毒されているのではないだろうか。
集団的自衛権の行使を可能にすることにより、安保条約は日米対
等になると錯覚し、米国の尻馬に乗って戦争に参加することによ
り、やっと普通の国になれると考えているらしい。そこには、日本
国民は念頭にない様に思える。敗戦の経験を忘れること勿れ。
以上

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