オバマ来日後の日米関係は・・・

2014-04-29
   “挑戦するシニア” みなさま へ

マスメデイアにて報道の ように 4月23日夕方 羽田来訪、一休み後、銀座(有楽町)すしや“次郎” にて Obama大統領 と安倍 首相 が 非公式に会食、24日 正式な 日米会談が 開催された。 Obama民主党は 7ヵ月後に迫った 米中間選挙にて 勝利すべく(?)、アジア重視政策を 打ち出し 日本を含むアジア4ヶ国(日 本・韓 国・マレーシア・フィリッピン) Obama大統領自ら 訪問、関係強化を目論んでいる。
アメリカも 内政に数々の問題を抱えながら また ロシア のウクライナ問題へ欧州諸国と足並みを 揃えながら、果たして アメリカの リー ダーシップ 維持できるか? 相対的 影響力 低下が続く中、今後 アメリカの 軍事力背景の外交政策は どう 変わって 行くのだろうか?
東アジア4ヶ国訪問後、ワシントン で Obama大統領を 待ち受ける 米議会の動向に 注視したい。 TPP 交渉は 報道されている通り Deadlock で 果たして “大筋合意” できるだろうか? もし、アメリカの筋書き通りに 事が運ばれない場合  Obama 大統領は 共和党からの 攻撃材料になる こと 間違いなし。 日本としても 安易な 妥協は 絶対にすべきでない。
要は、経済力・軍事力(核を含む)で 世界の トップ 地位 をかろうじて キープしている様に見えるが、世界各国が “世界の警察官”   positiion  から脱落した(?)現在、アメリカを 中国やロシア、中東諸国が 「米の力による支配時代」 は終わった(?) と 見 ていないか?
さすれば、軍事力を 更に強め、経済力でのし上がってきた中国 が、覇権主義国家として 世界支配の野望に乗り出してきた と見るのが  妥当 であろう。
尖閣諸島は  日米安保条約第5条の 適用範囲 と Obama 大統領は明言し、日本は喜んでいる(?)が、いざ 中国軍が オキナ ワ・尖 閣諸島 領有を 実行した際、 本気で アメリカ軍出動になるか 疑わしい。
防衛省・外務省、内閣府は 最新の 情報収集と 分析をUp-to-date に やっているか?
安倍総理は 『日米同盟は かってないほど、磐石です』 と 自慢、“バラック & シンゾー”とファースト・ネームで呼び合う程、 親 しく なった・・・・と。おっとどっこい 世界は 今回の日米会談 を それほど 高く評価していない事 肝に銘ずる べきである。

いつもの 独断と 偏見で 一言 書かせて頂きました。
豪ヒマ人 より

コメント1件

  • 早房 長治 | 2014.04.29 3:33

    (以下は守山淳さんのコメントです)

    小林様

     オバマ大統領が韓国に受け今朝出発をしました。最後まで妥協点を模索したTTPは結局妥協は出来ず

    継続交渉と成った様です。日米双方に選挙民を控え譲れない面もあるのでしょう。米国はTTPと安保は

    パッケージという意識が強く米国の言い分を聞いて切れなければ共同声明で尖閣の名前を入れないという

    圧力も掛けたと報道されています。米国の伝統的高圧的姿勢が見え隠れしますが流石に日本側も選挙基盤

    を敵に回す妥協は出来なかったという事だと思います。

    米国の自動車業界は自ら市場・顧客に適した車を造る努力をしないで一方的要求をする傾向が昔からある

    様に思います。日本の特殊な市場構造、厳しい規制が売れない理由だと言いますが関税を下げた後に欧州

    車が人気になり米車が売れなかった事への反省は全くない様です。日本側はこの辺りも厳しく指摘をして

    いるとは思いますが中間選挙を控え劣勢がオバマ大統領を思ってフロマン氏も強気の様です。固ぶつと言

    われる彼の性格もあるのでしょうが圧力をかければ日本は最後は妥協すると思い込んでいる面も感じます。

    その意味では根競べですが矢張り国民の安全・安心を優先する日本が自動車の排気ガス規制などを緩和し

    ろ、という米国の要求を断固はね付けたのは評価すべきだと思います。

     尖閣が日米安保の対象であるというオバマダ大統領の発信は評価すべきだと思います。少なく共中国に

    対する抑止力にはなります。唯、ご指摘の通り実際に武力衝突が起こった時に在日米軍が出動するか、と

    言えばNOだろうと思います。先ず米国議会が誰も住んでいない小さな島に何故大戦争になる可能性も含

    む中国との軍事衝突をするのか、という反対論が出ると思います。リーマンショックでの経済的疲弊、中

    近東での泥沼化した紛争から米国には従来の様な軍事行使を伴う世界の警察の役割は最早期待出来ない事

    は認識すべきだと思います。少なく共オバマ大統領は「皆さんの子供を命の危険にさらす事はしない」と

    言った当選した大統領ですから。共和党になれば政策が変わるかも知れません。

    しかし疲弊したとは言え米国は今でも世界で最大の軍事力を有する日本の同盟国です。日本が独自で台頭

    する中国に軍事面でも対抗出来ない以上、米国との連携を強める以外に選択肢はないと思います。

    以前米軍基地を撤退した比国がその後中国に領土を強奪された事実や韓国が2年後に米軍基地の撤退にな

    る事で起こる朝鮮半島の問題を考えた時に日本の選択肢は極めて限られると思います。

    安倍総理が胸を張って日米同盟は盤石だと言い切る程に簡単ではない、と言う事を我々国民も冷静に認識

    し尖閣有事の時は先ずは日本の自衛隊が先頭を切って自国領土を守るという基本姿勢を平素から認識して

    一枚岩になる事が必要なのだと思います。

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