靖国参拝について、首相は自らの言葉で説明せよ

2014-02-19

みなさん へ

“靖国” に対する日本人の 『思い』 は それこそ 千差万別 であろう。

安倍晋三氏 が昨年 総理就任1年を前に 突然 靖国神社参拝を実行したのは、それなりの彼の信条は価値観に基ずくものであったろう。

今、これだけ 中国・韓国 等 海外から 批判・非難が繰返されるのに対し、先般の説明 :

『先の大戦で亡くなられた方々・英霊に対し 尊崇の念を表し、ご冥福を心から祈ります。そして 二度と戦争を起こさない不戦の誓いをお約束申
し上げます』 と。

これで世界の人々、とりわけ 日本と交戦した 中国やアジアの国々の人々は 納得するだろうか? この表現を そのまま 他国語に翻訳しても
ピンと来ないのではないだろうか?

そもそも 日本が第二次世界大戦へ突入せざるを得なかったは 何故か? 当時、欧米列強諸国から 石油などエネルギー源を遮断され  全日本
人(人口8千万人?)が生き残る道を模索、交渉がことごとく失敗に終わり、止むに止まれず 戦争へと すすんだのは 歴史が示している通り。

安倍首相は そういう 歴史的背景と事実を懇切丁寧に説明していない のは残念である。
そして、その ”お国の為に戦い、命を落とした 数百万人の軍人・民間人に対し、哀悼の意を表し、残された遺族へも お悔やみの気持ちを表現
する目的” で 靖国参拝 を実行した のではなかったか?

この辺の 説明が欠落し 公表されていないように感じる

日本は 自ら 好き好んで 戦争をおっ始めたのではなく 止むに止まれぬ事情から 国際連盟を脱退し、余り勝ち目の無い(?)
戦争へ 突入、その結果 中国大陸、インドシナ半島など アジアの国々まで 侵攻せざるを得なかった。

そして 敗戦! 靖国神社に祀られている A・B・C 級戦犯など軍人の区別は 戦勝国が一方的に決めたことで、日本人から みれば すべて
一様に 英霊である。 また、ここには 他の戦闘で なくなられた多くの方々も祀られていることは ご承知の通り。
戦争を惹き起こしたのは これら戦犯や 一部 軍属だけの決断 だけではない。石油など エネルギー源を断ち切られ 生存の道は 唯一 『戦
争』 を選択せざるを得なかった。 そういう命運を決めた 歴史的事実を無視せず、堂々と 世界に向けて 安倍首相自らの言葉で
発信し、世界の人々に 理解してもらうこと。できれば 英語でも。

これこそ、今一番にヤラネバならぬ事 ではないだろうか?
下手でも よろしい、もし 安倍総理が DABOS 会議でも話したように 英語で説明できれば尚 好ましい

それでも なお 中国や 韓国等が イチャモンをつけるならば 世界のそれらの、国に対する見方が変わってくるのでは ないだろうか? 逆に
日本にたいしては 追い風が吹き始める のではないか?

豪ヒマ人 より

コメント1件

  • hayabusa | 2014.02.19 2:20

    「欧米列強が日本へのエネルギー供給を遮断したので、止むに止まれず第2次大戦に突入した。その結果、止むに止まれずアジア諸国を侵略するに至った」という論理は、米国もEUも納得しないでしょう。中韓だけでなく、大部分のアジア諸国が激しく反発するでしょう。日本が再び孤立への道を歩むことになりかねません。極東裁判について、「あれは連合国による一方的な裁判だ」という説がありますが、なぜ、日本人は自ら戦争犯罪人を裁かなかったのでしょうか。ドイツのニュールンベルグ裁判のように。(早房長治)

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