映画館で見れるオペラ「フォルスタッフ」

2014-01-26

早房　長治　さま

“挑戦するシニア　” みなさん　へ
イタリアの　作曲家　Giusepe Verdi (1813 – 1901) をご存じですか？　そのオペラ　最後の作品が　William　Shakesphere (1564 – 1616) の戯曲を　題材に　１８９３年　作曲の　”Falstaff　”　。
病気から復帰された　指揮者　小沢征爾氏　がサイトウキネン・ホールで本年　４月頃（？）一部、指揮されるとか。内容を　簡単に紹介すると・・・
現在も　どこにでも居そうな　太鼓腹、デブ　その上　大酒飲み、ケチで　食いしん坊　更に　女好きという　騎士・フォルスタッフ　の行状を面白おかしく　描いている。　うまく誘いにのれば　しめしめ・・・・と色と欲をかけ　上流の奥さん連中二人、同時に同じ内容のLove Letter　を送り、その二人の上流婦人が　友人同士だったことから　バレてしまい、　繰り広げられる　バカばかしい　どたばた喜劇。
これを　Verdi　が　１８９０年から　３年がかりで作曲、オペラにしあげた。
昔も今も　変わらぬ（？）　男性の浮気心　をユーモアを　交え　見事に捉えている。　オペラにしては　わずか　２時間という短いものだが、舞台の展開が　速く　観て、聴いていて　実に楽しい。
１２３年前に　オペラ化したが、その　大元は　シェイクスピアの戯曲、４００年以上前に書き上げられたもの。
人間でなくとも　他の動物でも　本能として　オスが　メスを　追い掛け回す・・・同じような行動パターンはあり、最後には　結局　オスがメスに　捨てられ、いずれ　死んで行く・・・・。それを　重々知りながら　死に至るまで　空しい（？）努力を繰返す。
シニアの皆さんは　とっくに　こんな場面を　卒業されていると想像しますが、本日は　チョッピリ　人間の本性は変わらないものだ　と。
この　オペラ・シネマは　東京や　大阪あたりでも　鑑賞できるのではないでしょうか？
なお、これは　ご存じ　New　York　Metropolitan　Opera　劇場で　上演される　Opera Series　を　HD　カメラにて撮影、その DVD・Video　を世界中の映画館に配給している。　わざわざ　New　York　まで　行かなくても　臨場感あふれる大画面で、こんな田舎でも　十分に楽しめる　（拙宅からクルマで７分以内で行けるCinema）。
本日は　日頃　余り　馴染みのない　トピックスを取り上げました。　東京は　寒い日が　続き　、突然　暖かくなったり・・・・異常気候ですが　体調崩さず　インフルエンザ、ノロウィルス　にお気をつけください。
２月の　シニア向け　音楽会、　早房さん、頑張ってください、沢山のシニアみなさんが　楽しみにされていることでしょう。
豪ヒマ人