海外発信不足の以前にあるもの

2013-11-29
朝日・朝刊に 『英語をたどって』 という連載が 10回あり、11月21日付けで終わった。
これを拝見し 愚生の感想。
1.  日本人の発想
   
   ”英語を母国語とする” 人々と 我々日本人とは やっぱり 発想が違うのではないか? 『英語をたどって』 最後に書いてあるように、“言いたい事を言う力を養う” ・・・・・ これは まさに 言葉には関係なく 『自分のアタマの中で言うべき事がキチンと整理』 されているかどうか・・・・もし、できていなければ何も発信出来ない。
日頃、私が言っている 『日本の海外発信力不足』 の原因は 実に ここにあるのではないか?
内閣府・海外広報戦略チームが 本年8月1日付けで 発足後、ただの一度も 発信情報を聞いたこともない! これって 何故?
何のために そんな組織をつくり、公表したのか? 日本の海外発信力を 高める為ではなかったのか? それが この約4ヶ月ゼロというのは、やっぱり 『官僚の提案』 に政治家が ただ のっかったと言う構図に見えてくる。
政治家の誰一人として 文句を言わない、クレームをつけないのは 不思議ですなあ~!
せめて 野党のリーダーあたり(どの党であろうと関係なく) が、何か いちゃもん をつければ良いのに・・・・・。
結局、『言いたい事があるがガマンしておこう』 『--先生の顔を立て、黙っていよう』 とか、『これを言うと笑われはしないか』 とか、自分の “アタマの程度・レヴェルの低さ が露呈しないかと心配・・・・まあ、様々な言い訳があるのだろう。
こんな調子で 国際交渉  等 日本の国益を有利に運ぶのは ムズカシイのでは? TPP 交渉など 大丈夫だろうか?
2. 韓国へ 今後の対応
  『ほおっておけば、日本として たいして痛くも 痒くもない』 ので 韓国が早晩 おれてこざるを得ない状況になる(?)・・・・・あと 1~2年もすれば、必ず そういう時期がやってくるか? 
こういう デッド・ロックの状況が続くことで 現実に”困る人々・企業” は どれ位あるのだろう? 日本初の総理大臣・伊藤博文を中国、ハルビン駅で 射殺した韓国人・安重根 が 韓国では 『国民的英雄』 とか・・・・初めて聞く話で この年齢まで知りませんでした。(恥ずかしながら)
その男の 銅像がハルビン駅近くに 建立されることになり、中国も賛成したとか、得意になって 朴 大統領が発表。
もっとも 当時 『日韓併合』 を 企てていたので、こういう事件がなかったならば、歴史は変わったかもしれない。韓国人にとっては 日本は 『憎っくき敵』 だったのかも。 菅 官房長官は 安重根を ”犯罪者” と断定し、日本と見解の違いを明確にしている。
近くて遠い国 に益々なって行くかもしれない。
安倍首相と 朴 大統領との会談、 直ぐには 実現しそうにもないが・・・・。まあ、このまま 放置して推移を見守るしかない?
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一方、対中国との 関係に少し 変化の兆しが見え始めている(?)ようだが、中国は 国内をまとめることに精一杯で 日本の尖閣諸島問題など うまく利用して 中国々民の目を そらそうと しているかに 見える。
歴史をみると 中国 5千年の歴史は 時の為政者に対する民衆の暴動の連続 で 今日に至っている。歴史は 繰返すか ?
また、最高裁の 1票格差への 判決は ”チョッピリ前進” と考たいが・・・・・間違っている? そもそも 小選挙区制など廃止すれば良いのでは?  日本の民主主義、敗戦後68年経過し 選挙制度も 変わって来ている。 ここで もう一度 現今の選挙制度 再検討する時期に来ているのでは? と 個人的に思っている。
では 晩秋の候  どうか お元気で !
豪ヒマ人 より
(ブログ管理人である早房が地方出張と体調不良のため、この投稿の掲載が遅れました。なお、文中、「朝日新聞朝刊」とあるのは、東京版では夕刊の可能性があります。--早房長治)

コメント1件

  • hayabusa | 2013.11.29 2:21

    海外発信不足についての小林さんのご意見はご尤も。その前に日本人の思考の質の問題があるのでしょう。
    中国と韓国については、両国とも、いろいろの要因から、ナショナリズムが盛り上がっていて、為政者がそれを抑えられないのだと思います。日本でもナショナリズムの盛り上がりは第2次大戦後、最高です。この状況が続いたら危険。3国の勇気あるリーダーの登場を期待するほかありません。(早房長治)

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