混迷する米国の政治情勢。日本人ももっと注意を

2013-10-20
早房 長治 さま
“挑戦するシニア” みなさまへ
1.再び Fiscal Cliff~財政の崖っぷち
  今回、米政府「借金の上限額と期限」、ギリギリの交渉で法案延長できたが、来年2月以降どうなるか? もし、デフォルトになれば再び
  世界経済は混乱し、金融危機になる。日本として どう 提案し、アドヴァイスしているのか?
2. OBAMA Care と呼ぶ 医療制度の導入法案の 行方
  2期目、Obama大統領 当選の目玉になったのが、全国民医療制度法案を 成立させることだった。黒人(AfricanAmerican)やヒスパニ   ック系 住民などから サポートされ 投票・当選できたのも事実。 これは 公約として 掲げた 是非とも実現したい法案。下院・共和党議員等の反対で 頓挫している。 これ どう 打開するか?
 中間・富裕層の米納税者の大多数は この法案成立に反対。要するに『貧乏人でロクに税金も払わない連中を何故、面倒見なければならぬか?』 という 気持ちが 根底にある。私が個人的に 思慮するに ”白人の差別主義と偏見” が根強く 21世紀になっても存在し、本音で有色人種や貧乏人を バカにしている・・・・のではないか? 白人優位社会をKeep したい気分があるに違いない。
従って、下院で賛成多数により 議案が通過するのは 今後も、まだまだ ひと波乱・ふた波乱 ありそうだ。
3. 銃規制法案
 全米ライフル協会など 依然として 『絶対反対』 で、これからも 銃の使用規制が 法律として、アメリカで成立する可能性は低いのではないか? よって、今後も また また アメリカの ”どこかで” 銃の使用による殺人事件 発生する可能性が 高い。
以上、これらの詳細報道 を逐次・迅速に 情報として アメリカ 及び 日本の マス・メデイア 伝えてもらいたい。
いつもの独断と偏見で 失礼しました。
豪ヒマ人   より
 
  

コメント1件

  • hayabusa | 2013.10.20 4:48

    米国は、新年度予算案をめぐる議会の混乱で、政治的、経済的、国際的に大きなダメージを受けたと思います。国民の政治に対する信頼感は今後さらに低下するでしょう。米国債を含む経済政策に対するマーケットの信頼はすでに落ちています。世界における米国のリーダーシップはシリア問題に次ぐ失敗で、ほとんど回復能のレベルまで低下しました。

    しかし、今回の結末はオバマ大統領にとって、国内政治的には、来年秋の中間選挙に向けてプラスだったのはないでしょうか。今回の紛争で、共和党、とりわけテイーパーテイーは自己の主張に固執するあまり、予算案を人質にとって国民の多数から顰蹙を買いました。來秋の選挙を考えれば、共和党は来年2月、今回のような暴挙を繰り返すことはできないでしょう。

    それにしても、米国のリーダーシップの弱まりは世界の混迷を増す可能性があります。今日、米国批判を展開しているのは中国とロシアですが、日本や西欧各国こそ、自らの利害からして、建設的批判を強める必要があるはずです。

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