歓迎しよう新・駐日米大使、C・Kennedyさん

2013-09-23
早房 長治 さま
“挑戦するシニア” みなさま へ
  成熟期に至っている日米同盟関係、問題がまったくない 訳ではないのは、みなさんご存じの通り。
例えば、オキナワ基地問題、TPP 、集団的自衛権 等など。
現時点で日本政府・オキナワ県の統一見解はできておらず、交渉相手の米国側も 困惑状況が続いている。 
日本がアメリカに敗戦した事実、戦後68年間という長い年月が経っているが、この間 日米関係の変遷、また最近の尖閣諸島を巡る対中国関係が 新たに出てきた。
アメリカの極東に於ける軍事戦略、とりわけ中国を意識した基地配置、そこにオキナワが含まれ、また 横須賀など日本国内のBaseも入る。
米国防省・国務省これらの基地再編成を目下検討中、と もれ聞いているが、アメリカの世界軍事戦略の一環であり、いくら日本が強く要望しても、そう容易に軍事政策転換はあり得ない。 
10月中に赴任予定のCaroline Kennedy 新米国駐日大使は 上記の問題は当然 アタマに入っている筈。
故JFK の意志を継いで(?)日米の『絆』を強めたい・深めたいと 米議会公聴会で昨日 表明したばかりであるが、とういうやり方、どうすれば双方国の利害関係者が 満足の行く方向に落ち着くであろうか?
 日本の防衛、集団的自衛権のあり方、すぐに結論の出るテーマでなく、C. Kennedy大使赴任中(3~4年?)、更なる議論を深め、日米双方両議会や国会が納得できる結論に至って欲しいものである。
TPP問題は目下、主席交渉官レヴェルで議論中で おそらく 2013年内に一定の方向が決まるであろう。
外交経験は殆んどないと言われるが、彼女の明るい性格と聡明で賢い言動はアメリカ議会でも人気があり、日本赴任後、複雑で解決困難な諸問題が 必ずや日米双方にとり 良い方向に進展すると期待しています。
今後 日米の同盟関係・絆 を更に 深化させる為にも、笑顔で 親日感を『自分は日本以外の国に赴任(大使として)する積りはない』を表明したキャロライン・ケネデイ氏を心から、歓迎したい ものである。
豪ヒマ人 より

コメント2件

  • hayabusa | 2013.09.23 4:02

    彼女の指名は「日本の立場を理解しようとしている米大使」という点でベストに近いと思います。それにしても、日米のずれは大きく、複雑です。安倍政権の「普通の国」を目指す安保政策と、一種の「中国囲い込み政策」で日米関係はうまくいくのでしょうか。米国の軍事戦略とアジア政策も、相当変えてくれないと。

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