「歴史認識問題」に正面から取り組め

2013-08-04
早房 長治 さま
“挑戦するシニア”読者のみなさま へ
 昨8月3日米国務省・報道官が 8月15日終戦記念日を前にして 日本に対しわざわざ「靖国神社参拝を慎む様に」と談話を発表した。
 もちろん、中国・韓国等の強い反発が懸念されるからである。
これに対し、数日前内閣府に設置された「対外広報戦略チーム」はどう反応するつもりか?
同盟国の友人として”親切なアドヴァイス”と 受け取るべきか、それとも “余計なお節介” と無視するか?
世耕弘成内閣官房副長官・長谷川栄一総理大臣補佐官など お偉い方々 は安倍首相や菅 官房長官に対し、至急・真面目に検討すべき事 と考える。
何故か? もし、仮に今春・靖国神社春季恒例祭や昨年に多くの閣僚が 靖国神社参拝したように参拝すれば 今回は間違いなく 韓国や中国の強いクレームが予想され、場合によっては、それが原因でこの両国の軍事行動にまで発展しかねないからである。
おそらく 米政府は事前に この両国が何らかのアクションを取る・・・・との事前情報があるに相違ない。
つまるところ、“歴史認識”への解釈が日本は『先の大戦で命を落とした英霊への尊崇の念と感謝を表す』ために、靖国神社参拝をする、と。
一方、中国や韓国は『日本の政治家・閣僚が参拝する行為は戦争を肯定し、再び交戦の意志があるからだ』と。
日本人の 歴史解釈、日本的心情、善意と良識が韓国、中国には通じないのである。
我々がいくら『英霊への感謝と不戦への誓いの為に』と声を大にして叫んだ所で 韓国や中国は その様に受け取らない。そこが問題。
むしろ逆に『日本は再び軍国主義・戦争を意図しているのではないか?』と。
では どうすべきか?
石原慎太郎氏や麻生太郎氏など 『アメリカよ、余計な事を言わないでくれ!』と心中考えていると想像するが、個人的に この問題は無視せず  正面から向かい合って、安倍首相はじめ閣僚諸氏は 鳩首して 真剣に日本としての対応を 早急に決断すべき である。 
もし、今年の8月15日 靖国神社参拝を強行すれば、その口実で 尖閣諸島に軍隊を派遣したり、韓国は竹島に 更なる軍事行動に出る可能性大。
それを 懸念して 米国務省の発表となったと思慮する。
8月15日 『戦没者遺苑』へ参拝にとどめ、靖国神社参拝はとりやめた方が賢い判断ではないだろうか?
周辺2国との 良好な関係を今後とも保つために、この際 同盟国・友人アメリカの忠告に素直に耳を 傾けるべきと考える。
豪ヒマ人 より                              

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