東京に原発!?--奇想天外の映画が話題に

2012-11-09

東京に原発を建設するという奇想天外な発想をテーマとする社会派エンターテイメント映画が話題を呼んでいる。山川元監督による「東京原発」である。

石原慎太郎・前都知事のような、やりたい放題のカリスマ知事が、突然、幹部会議を招集して、「地方に原発を押し付けて、その電気を都民は使いたいだけ使っている。これはおかしい。都民が使う電気は東京で発電するのが当然ではないか。それに、国や電力会社からの巨額の補助金で都の財政も 潤う」と発言し、騒動が始まる。

映画は東京原発が実現するか否かが決定しないままに終わるが、反原発派の副知事が呼んだ原子力専門家が「原発が安全なんてありえない」「現存の原発は東京直下型の大地震には耐えられない。臨界が起こる可能性もある」などと約20分も説明する場面があることを考えると、反原発映画なのであろう。しかし、山川監督はカリスマ知事の逆説的発想にも一定の評価を与えているようである。

ここまでの映画紹介をお読みになった会員の皆さんは、「そんな話は今や常識だ。珍しさもほどんどない」と考えるに違いない。ところが、驚くべきことがある。この映画が制作されたのは、なんと、2002年ということである。国民の90%以上が原発神話を信じていた当時の常識では「東京原発」の発想はバカバカしすぎて、マスコミはいっさい取り上げず、社会的関心をまったく呼ばなかった。最初の上映は、04年新春、東京・新宿の映画館、たった1館であった。

脱原発が世論となった今日、「そんな映画、見る必要ない」という声も多いであろう。しかし、制作されるのが”早すぎた映画”を鑑賞するのも意味があるような気もする。出演の俳優陣は、かつて、伊丹十三監督や周防正行監督の作品などに登場した役所広司、段田安則、吉田日出子、岸部一徳ら手練れの演技派が揃っている。

「挑戦するシニア」が中心になって上映会を催するのも一案です。まず、会員の皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

(早房長治)

 

コメント2件

  • dapsumuptussy | 2013.06.20 17:08

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